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シラバス – Intensiv G3

ドイツ語 初級III シラバス

 

 

Lektion1

 文法のポイント

  ●助動詞の復習

Modelle1において学んだ、助動詞の使い方の復習を行います。

 

  ●勧誘・助言の仕方

Modelle1,2で行った勧誘の表現に加え、助動詞を用いた表現を学ぶことで、会話で使える表現の種類を増やしていきます。

 

 表現のポイント

  ●ドイツ旅行の準備

ドイツを旅行するために必要な語句を学びつつ、自分たちが何を持っていくべきなのか、持っていかなければいけないのかを、パートナー相談しあいながら計画を立てていきます。

 

 

Lektion2

 文法のポイント

  ●dochの使い方

Modelle1で学んだ否定疑問文に対する答えの時に使用するdochに加え、確認を求める時や、依頼する時に使用するdochを学びます。

 

  ●聞き返しの表現

相手の発言がわからなかった際に、語句だけの繰り返しや文全体の繰り返しを求める表現、語句の意味を問う表現の仕方を学びます。

 

 表現のポイント

実際にドイツの語学クラスに参加した時に、まず現地の担当者の方と話すであろう単語と文法、会話表現を学びます。会話ではお互いに聞き返し表現を使いながら、自然な会話に近づけていくことも大事になってきます。

 

 

Lektion3

 文法のポイント

  ●合成名詞

ドイツ語を学習する際に、よく見かける長い名詞。これらの作り方・読み方について学び、長文などを読む際に役立つスキルを身に着けます。

 

  ●「~がある」という表現の復習

Modelle1,2で学んだes gibtや場所を表す3格の前置詞を用いた表現を復習します。

 

 表現のポイント

実際にドイツに行った際に、寮やホテルの担当者と初めて会った時にするであろう、書類の確認や施設の設備についての会話について学び、実践的で語学研修や旅行をイメージしやすくなります。

 

 

Lektion4

 文法のポイント

提案の仕方や、提案に対する返答の仕方のパターンの復習に加え、新たなパターンの習得も行います。

 

 表現のポイント

ペアで、いつどこで何をどのようにするかについて会話の練習を行い、ドイツで友達と待ち合わせして遊びに行くことが容易に行うことが出来るようになります。

 

 

Lektion5

 文法のポイント

  ●接続語句の用法

接続語句をペアで働きをなすもの、目的・原因を表すもの、時間を表すもの、副詞が接続語句となるものの4パターンに分けて扱います。1つ目は、既習事項であるnicht nur A sondern auch B などのように、AとBに入る中身の関係性を表すものです。2つ目は、接続語句以下の複文で、主文の原因や目的を表す形となっています。3つ目は、接続語句+完了形を用い、英語のsinceなどに当たるものを学びます。4つ目は、接続語句となる副詞を覚えます。

 

  ●訪問の際の表現

自分の家に招待するときや、他人の家に訪問する際に使える表現を学びます。

 

 表現のポイント

ペアやグループで、招待する側、訪問する側に分かれて会話を行い、招待する側は客が何を必要か何があると便利かについて考えながら発言し、客はそれに対しての返答や持って行ったお土産の説明などを行います。また、お互いに自分の国や出身地の文化についてドイツ語で言えるように練習を行います。

 

 

Lektion6

 文法のポイント

同じ語幹を持つ単語の、語尾変化による名詞化、形容詞化、動詞化の仕方を学びます。また、つく語尾や語頭によって付加される意味を学びます。

 

 表現のポイント

レストランで使うことが出来る表現や、ドイツでの伝統的な料理を知ることができ、クラスで客とウェイターに分かれ、食事の注文や食事の評価などのやり取りを練習します。

 

 

Lektion7

 文法のポイント

  ●同等比較

Modelle2までは、比較級や最上級を勉強したが、今回は英語のas~asに当たるso~wieについて学びます。

 

  ●動詞の前綴りについて

主に分離動詞などに使われる、einやausなどの前綴りの種類、それぞれの意味を学び、動詞に対するイメージをつきやすくします。

 

  表現のポイント

ドイツでの公共交通期間の使い方、日本との違いを学び、実際に行った際のギャップを少なくします。手順の説明の仕方もこの課で学ぶので、乗車の仕方や様々な物の使い方を説明し合います。

 

 

Lektion8

 文法のポイント

受動の助動詞としてのwerdenと本動詞としてのwerdenの現在完了形の作り方と意味の違いを学びます。

 

 表現のポイント

起こった体験談を順序立てて語る練習を行います。ドイツ語は論理性を求められる言語であるため、この練習を行うことで話し方の基本をマスター出来ます。

 

 

Lektion9

 文法のポイント

  ●動作受動と状態受動

既習事項は、werdenを使った受動文のみでしたが、今回の課でseinを伴った受動文を学び、これまでのものとの意味の違いも合わせて学びます。

 

  ●wasの用法

既習事項は先行詞を受けるwasのみでしたが、前文全てを受ける関係代名詞wasを学びます。

 

 表現のポイント

Sketchはドイツのある街に関する紹介文を扱い、その街への筆者の印象を含めた、紹介の仕方を学びます。その後、自分の故郷や好きな街を選び、クラスで紹介しあうことで、より一層理解を深めます。

 

 

Lektion10

 文法のポイント

これまで接続法Ⅱ式を学んでおり、Ⅱ式があるのだからⅠ式があるだろうと想像がついていた、接続法Ⅰ式を学びます。語形変化や使い方を中心に体系的に学びます。

 

 表現のポイント

接続法Ⅰ式が使われやすい、記事や文献の中に出てくる表現を学びます。特に「話す」意味で使われる様々な単語を、意味と用法の違いとともに学び、誰が何と話したという表現をクラスで練習します。

 

 

Lektion11

 文法のポイント

会話中に強調したい時や丁寧な口調にしたい時に使われる、心態詞を学びます。これは種類を学ぶもののいつ使えば良いかが掴みにくいため、注意が必要です。

 

 表現のポイント

これまでに学んだ自分の意見を言う時や相手の意見に対して言う時の表現を復習しつつ、記事や議題について議論を行います。

 

 

Lektion12

 文法のポイント

  ●助動詞を用いた受動文

これまではwerdenを助動詞的に用いてきたため、2つの助動詞を置く文は出て来ませんでしたが、この課で同時に用いる場合の文の作り方を学びます

 

  ●可能性について述べる用法

これまで「~させる」の意味で学んだlassenを使った、「~しうる」という可能性を表した表現方法を学びます。

 

 表現のポイント

Sketchではドイツの風力発電を始めとした電力供給について学びます。日本との違いを意識しながら授業を受けると効果的です。また、時間や数量的表現を使いながら、様々な物や人の紹介を練習します。

 

慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス

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