2008年06月20日

日独シンポジウム(Studientstiftung Deutschland in Aisen)

こんにちは、SAの村田です。
今回は、先週6月12日(木)から15日(日)にかけて東京で行われた
日独シンポジウム(Studientstiftung)に参加してきた時の事を
お伝えしたいと思います。


これはドイツ全国で奨学金を受けている現奨学生と
奨学生OBOGが一堂に会する催しで、
今回は東京で行われるということで、今世界中で学んでいる
ドイツ人学生たちがそれぞれの大学から集まってきました。

非常にグローバルで、ドイツ国内の学生もいれば
日本への留学生もいて、さらには中国やインドへ留学中で、
このシンポジウムのためにわざわざ来日した人も!

私は主催団体の一つである慶應側の学生として全日程に参加しました。
日程は1日目のオープニングセレモニー、
2日目の三菱ふそう工場見学と六本木アートツアー、
3日目のワークショップと東京ツアー、
そして最終日の鎌倉ツアーという盛りだくさんなもの。


その中で私は3日目の東京ツアーは浅草班として引率をし、
4日目の鎌倉ツアーでは鎌倉ガイドとして簡単な鎌倉の説明をしました。
また、ワークショップでは4種類のうち日独戦後史と歴史認識に関するグループに所属し、
ディスカッションに参加しました。

全日程とても濃い、参加し甲斐のある内容でしたが、
何にも増して私が、そしておそらく参加した慶應の学生の多くが圧倒されたのは、
ドイツ人学生の語学力とポテンシャル、そして問題意識の高さです。

特に、私の属したワークショップのグループでは、
日本とドイツの戦後処理に話が及び、
「戦時中の振る舞いを国家として反省し、謝罪する」という
日独両国が共通して抱えるテーマについて活発な議論が交わされました。
日本では特に、中国・韓国を中心としたアジアの国々との間で取り沙汰される事の多い問題ですが、
ドイツ人学生にとっても、「誰が」「どのように」そして「いつまで」謝る必要があるのか、ということは、関心の高いテーマのようでした。

ドイツ人学生たちの議論への参加意欲には目を見張るものがあり、
コーヒーブレイクを返上して議論は続けられました。
(あやうくお昼も返上になるところでした…)


そのような学生たちの熱さ、力強さを目の当たりにしたことは
同じ学生として自己内省のいい材料にもなりましたし、
また、そういう人達と知り合い、考えを交わし、交流を持てたことは
とても貴重な経験だったと思います。

今回のシンポジウムはまた、McKinsey&Companyの後援があって実現したものでした。
様々な機関が携わってこのような催しを支えていることを垣間見ることができ、
それも私の世界観を広げてくれたように思います。


ハードではありましたが、とても充実した4日間でした。
またこのようなドイツ人学生と日本の学生が交流を持てる場が
多く作られるといいなと思います。

投稿者 murata : 00:51 | コメント (0) | トラックバック

2008年03月14日

ドイツに浸れる場所@青山

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こんにちは!
SAの井上です。

今回は、ドイツの本についてのおはなしです。
といっても、何か特定のドイツの本について、というよりも広く浅くです。笑

上の写真は、エンリッヒケストナーの「飛ぶ教室」です。
話はそれますが、クリスマスにドレスデンに行ったときにエンリッヒケストナー博物館に行きました。
博物館といってもすごーく小さくてこじんまりしていて、かわいい体験型のおもしろい博物館でした。

でも、なかなかドイツにまで行く機会ってないとおもいます。
だけど日本にだって、ドイツ気分を味わえるような、ドイツ文学に触れられるような場所があります!

それが、「東京ドイツ文化センター図書館」です。

青山辺りにあります☆
ある場所もおしゃれです。

もちろん誰でも入れるし、閲覧なら無料です。
ただし、貸し出しは年間登録料が必要みたいで、学生だと1500円。
一般だと3000円かかります。

館内の案内は日本語&ドイツ語だし、館内の本の8割はドイツ語だそうです。
だから、日本にいながらにしてドイツにいるような気分が味わえるかもしれません!?

日本語の本だと、ドイツ語からの翻訳書やドイツについて書かれた日本語の本があったり。
あとはみなさんにおすすめというか、学生のみなさんが興味を持つだろう図書は、ドイツ語学習のための教材や練習のための資料です!
また、ドイツの色々な雑誌があったりもするので、ぱらぱら見ているだけでも面白いと思います☆

普通の図書館でもよくありますが、ビデオやDVDなんかもあります。

平日はSFCに通ってるとなかなか遠くて行けないし、やってる時間が13時から18時みたいなので平日授業があったりすると湘南台から青山までたどり着く頃には閉館しているかもしれません。

でも土曜日もやってるので、青山とか渋谷のほうにお買い物行って疲れたら、ふらっとこのドイツに浸れる図書館に行ってみるのもいいかもしれません♪
日曜日はやっていないようなので注意です!
春休みにももちろん足を運んでみてください☆

投稿者 inoue : 01:10 | コメント (0) | トラックバック

2008年02月29日

浅草観光mit Deutsche

今回はドイ研SAとしてというよりは、いちドイツ語学習者として、
日本語を勉強中のドイツ人と交流してきました☆

先日ハレからの1ヶ月短期交換留学の学生4人と浅草へ行ってきました!
これが、その時の写真ですw小さいけど、雷門の前で撮りました♪

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雷門を抜けて、日本の伝統的なモノがたくさん並ぶ商店街に入り、
人形焼やおせんべいを買いました。ハレの学生達も喜んで食べていました!
その他にも、お土産をいろいろと買っていた様子w

桜の飾りがあったので、これは、本物じゃないよって言ったら、
日本語でなんて言うの?って聞かれたので、「ニセモノ」だよって言ったら、
その単語を知らなかったらしく、覚えたのが嬉しくて、木刀にも、
ニセモノと言ってましたw料理のサンプルのキーホルダーとかにも、
ニセモノ②って連呼してて、ちょっとはずかしかったですが(笑)

浅草寺で、ここの宗派はとか、いろいろと宗教関連で聞かれて
焦りつつも、ドイツ語と日本語をいりまじえながら、交流♪

その後、せっかくの浅草ということで、お昼はもんじゃ!!
見た目がダメだという外国人も多いですが、彼女達は、作り方にも
興味津々w一緒にお好み焼きも注文しましたが、食べるだけでなく、
調理にも挑戦できて、日独の文化交流は大成功でした(^0^)b

投稿者 matsumoto : 23:15 | コメント (0) | トラックバック