2007年11月13日
ケストナーが大好き!
こんにちは。SAの渋谷です。
最近夜がめっきり冷え込みますね。みなさんいかがお過ごしでしょうか?
さてさて、今回は私の大好きなエーリッヒ・ケストナーの作品をご紹介します。
といっても、私はあまり彼について詳しいことは知りません。
ドイツ人の児童文学作家であること。
お母さんが大好きってこと。
ドレスデンに彼の博物館があること。(お庭のある素敵な一軒家です)
彼の作品が、本当にこどものために書かれていること。
このくらいです。
ドイ研にはケストナーの4作品のDVDが置いてあります。
ぜひぜひ見てみてください。すんごーく面白いです!
「点子ちゃんとアントン」
「飛ぶ教室」
「エミールと探偵たち」
「2人のロッテ」
みなさんが、1度は聞いたことがある、見たことがある作品がありませんでしたか?
リンク
・エーリッヒ・ケストナー(wikipedia)
・エーリッヒ・ケストナー(deutsch-wikipedia)
投稿者 shibuya : 12:09 | コメント (0) | トラックバック
2007年11月02日
NHKドイツ語講座
こんにちは。ドイツ語研究室SAの渋谷です。
みなさん、10月からNHKラジオのドイツ語講座で新しいクールが始まったのをご存知でしょうか?
実は、この10月~3月の半年間、私たちSFCのドイツ語研究室の先生が、NHKラジオでドイツ語講座<入門編>を受け持っているのです!!
(Herr Raindl und Herr Ota)
題名は「ゲンのバイオリン」
ドイツへ音楽学校の試験を受けに向かったゲンは、電車で同乗したバイオリン演奏者の美女とバイオリンを取り違えてしまいます。
ゲンはバイオリンを無事取り戻せるのでしょうか??
以上が10月の内容になっています。
11月からは、ゲンのバイオリンを探す旅が始まります。
ドイツの現地の駅内放送が流れ、自分が本当にドイツにいるような楽しい気分になれます。
また、この先ゲンと美女はどうなるんだろう。。。バイオリンの秘密とは?
といった、ストーリー自体も気になるところが満載です!!
入門編ということで、はじめは簡単なところから始まりジョジョに進んでいくので、私は復習がてら聴いています。
でも、10月分は聞き逃しちゃったよ。。。
というあなた!
ドイ研では、NHKドイツ語講座の教科書とCDを貸し出しています。
貸出期限は2週間ですので期限厳守で、ぜひぜひご利用くださいな☆
ラジオでは、ラインデル先生や太田先生の学校とは違った一面も見られますよーっ
リンク
投稿者 shibuya : 14:44 | コメント (0) | トラックバック
2007年01月19日
[DVD紹介] U-ボート
久々のレビューとなります^^;先日はほのぼの映画を紹介したので、今回は打って変わって戦争物をご紹介!
“U-ボート ディレクターズ・カット”
監督: ウォルフガング・ペーターゼン
【キーワード】
冷たい緊張感、憔悴、第2次世界大戦、海軍
【内容】
第2次世界大戦、イギリスを兵糧攻めにすべくヒトラーが期待をかけた潜水艦隊、U-ボート。乗組員はほとんどが戦闘経験のない若者だった。喜び勇んで出撃した彼らだが、海の奥底・敵軍の攻撃…迫り来る死の恐怖に飲み込まれていく。
【この作品の好きなところ】
戦争物って、下手に主役を美化したり、自分の生命と他人の命を天秤にかけるジレンマを明け透けに表現したり、使命に背いて敵国の人を助ける美徳をアピールするような作品が多いのですが、この作品はそんな所がなく、淡々と出撃中の様子を描いているところが一番の魅力です。その中で、冴え渡る緊張感がなんともドキドキ。敵艦の水中探知音が聴こえてくるシーンなんて乗組員の気分で本当に恐怖を感じます!結末も内容に似つかわしい淡々とした感じで良いです。「戦争って何なんだろう?」って考えさせられます。
そして、艦長がなんとなくラインデル先生に似ているような…??出撃前の艦長は似てないんだけど、海中でシリアスムードな時の艦長が。知的なラインデル先生と舘ひろしを足して2で割った感じの人を、ワイルドな“海の男”風に変えて、もう少しお年を召してもらった感じだと思うのですがw気のせいかな。
【映画の中のドイツ語☆】
「Tiefer!」 (「もっと潜れ!」)
tief(深い)の比較級ですね。作品中の緊迫したシーンによく出てくる言葉です。この「深さ」が結構重要なキーワードだと思います。Tiefenmesser(深度計)も重要アイテムですので、合わせてチェック!
【備考】
「音」が、この作品のスリリングな雰囲気を楽しむための重要なファクターとなっているので、静かなところで観るのがオススメです☆存分に極限状態のドキドキを味わってください!
投稿者 katochi : 16:35 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月19日
[DVD紹介] ベルンの奇蹟
加藤です。なんだか更新が増えて、このブログも賑やかになってきましたね☆この流れに乗って、私もコラムを始めちゃいます。内容は、タイトル通りDVD紹介です。もう既に、荒野肌の後藤くんに先を越されてしまいましたが。
さて最初の紹介ですが、近頃とっても寒いのでそんな日にぴったりのほんわかするDVDを紹介したいと思います☆
“ベルンの奇蹟 ~ドイツ・ワールドカップの栄光~”
監督: ゼーンケ・ヴォルトマン
【キーワード】
ほんわか感動系、親子の絆、サッカー、実際の1954年W杯映像
【内容】
舞台は敗戦後のドイツ。サッカー選手ラーンをこよなく慕う少年が主人公です。少年は貧しいながらも母・兄弟と楽しく暮らしていました。そこに、ソ連の捕虜だった父親が帰ってきます。厳格な父親の帰りで、一変する生活。暗雲立ち込める家庭。
そんな中、ベルンでワールドカップが始まります。ラーンも代表メンバーに選ばれ、応援に熱が入る少年ですが、父は息子のサッカーへの想いをも否定します。はてさて、ドイツチームの戦いは如何に?そして親子関係は…?
…そんな感じのストーリーです。サッカーに興味がなくてもばっちり楽しめます♪話の展開がおいしすぎだろってツッコミたくなる点もありますが、細かい所は気にせず、流れに身を任せて楽しむのが吉です☆あと、プレースタイルが現代サッカーと全然違う点は予めご了承ください。
【この作品の好きなところ】
敗戦で暗澹たる雰囲気のドイツ国民が、代表選手の大活躍によって歓喜に沸き喜びのエネルギーを爆発させる。その様子で戦争の悲惨さを暗に示しつつ、あくまでも描かれているのは様々な闇が力強い光へと変わっていくところだって点が一番好きです☆戦争→戦後の未来、ギクシャクした親子関係→互いの理解ってな感じで。
そして、サッカーに興味のなかった人たちがサッカーに魅せられていく様子も、サッカー好きとしては観ていて楽しいところ♪
【映画の中のドイツ語☆】
私がときめいた作品中のドイツ語を、好き勝手に紹介しますw
今回は決勝戦試合でのアナウンサーの
「Aus!Aus!Aus!Das Spiel ist aus!Deutschland ist Weltmeister!」
(「終了!終了!終了!ゲーム終了!ドイツが世界王者!」)
これドイツでは超有名な名ゼリフらしいです☆敗戦後暗いムードのドイツに射した光明。テレビやラジオを通して、このセリフがドイツ国民に大きな希望を与えたのです!!
あとはやっぱり決勝戦での「Deutschland,vor!!」。
日本語だと「行けードイツっ!!」って感じでしょうか。新聞記者夫人の声援から端を発しスタジアム中がこの声援で力強く満たされるシーンはちょっと感動的♪
【備考】
このDVDは特典映像として、なんと1954年W杯のダイジェストが付いてるのです!!これはなかなか貴重ですよね♪西ドイツVSハンガリーの決勝、他予選2試合の生映像が見られちゃいます!サッカー好きのみなさん、あのマジック・マジャールですよ!!ご注目あれ☆
ととと。長くなりすぎました。すみません。最後まで読んでくださった方、どうもありがとうございました♪こんな感じで(もう少し短くして><)今後もどんどん紹介していこうと思いますので、どうぞお付き合いください☆