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イッヒ ビン イン ベルリン!!(延 6. 1. 2019. )
総合政策学部3年の延です。
現在ベルリンのベルリン自由大学に留学を初めてから約4ヶ月が経ちました。
私は英語、ドイツ語のスキル共にほぼ皆無の状態で渡航しました。
飛び立つ前にはドイツ語の先生、また研究室の先生からも心配されていました。私自身も心配でした。
しかし幸いなことにベルリン自由大学には日本学部という学部があり、日本語を学びたいドイツ人の学生が沢山いるので、タンデム(言語パートナー)が3人もでき、
彼らと有意義な時間を過ごすことができています。
また、語学ができないのであれば、ドイツの流行りの文化を最短で身につけ語学以外で溶け込もうと、
お肉が大好きだった私ですが、ベジタリアンに留学初日からなりました。
そのおかげかドイツ人のビーガン、ベジタリアンと繋がることができ、週に1回は夕食を作りテーブルを囲むという生活が続いています。
面白いことにドイツのどんなレストラン、ファストフード店には菜食主義者用の食べ物があるほどです。さすが一昨年まで菜食主義者の街、第1位だったほどです。
今まで4ヶ月ベルリンで過ごしてみてわかったこととしては、ビーガン、ベジタリアンはもちろん、そうではない人でも健康に対してとても慎重であることです。
食はもちろん、体を動かすこと、お風呂の入り方にまで気を使っています。
また私は第二次世界大戦後の歴史の記憶の方法という名目でドイツに留学しているので、よく博物館や街の作りに注意をして生活をしているのですが、
これもまた面白いです。ふと立ち寄った子供向けの博物館ですら、ホロコーストに関しての展示が突然現れてきたり、フラフラ街を歩いているとつまづき石といって、強制収容所に連れて行かれた人の家の前にそのつまづき石を埋めて名前、連れて行かれた場所が刻銘されています。またベルリンの壁があった時代にベルリンの壁を越えようとして殺された少女のための石碑が突如現れたり、街の名前がナチス政権によって亡くなった方の名前だったりと、「記憶」のための工夫があちこちでみられます。
ちなみに日本大使館の近くのストリートの看板には「8・6」の数字が記載されています。
ベルリンは生活をする上で飽きを感じさせません。あらゆるアート展示が開催されたり、クリスマスマーケットがあったり。
ですが、これから1月2月は日がとても短くなり、凍えるような寒さが続くようなので心配ですが、東京から神奈川に行くようにベルリンからポーランドに行けてしまう(飛行機で10ユーロ)ので旅行の計画を立てています。
あと7ヶ月ほどのベルリン滞在ですが、これからどのようなことが起こるのか楽しみで仕方ありません。
1枚目 2枚目 3枚目
タンデムの友人たちと映画鑑賞 日本人の留学生、日本学部のドイツ人たち つまづき石